2019年01月24日
2018年の塩ビ樹脂生産・出荷は4年ぶりの前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

塩ビ工業・環境協会が22日にまとめた2018年1-12月の塩ビ樹脂生産・出荷実績によると、生産は164万3183トン、前年比1・2%減で2014年以来4年ぶりの前年割れとなった。出荷は国内向出荷が105万3184トンで同0・8%増となり2年連続のプラス。その内訳は、硬質用が57万8868トン、同0・7%増で2年連続のプラス、軟質用が25万653トン、同・1%増で3年連続のプラス、電線・その他用が22万3663トン、同1・8%増で2年連続のプラスとなっている。

一方、輸出は57万604トン、同6・2%減で4年ぶりの前年割れとなった。この結果、出荷総計は162万3788トン、前年比1・8%減で2014年以来4年ぶりの前年割れとなった。結局、国内出荷は2年連続で堅調に推移したものの、輸出不振でマイナス成長を余儀なくされたと言える。


ニュースリリース参照
・塩ビ樹脂
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1548301721.xls

・塩ビモノマー
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1548301721.xls