2019年02月22日 |
デンカ、バイオスティミュラント市場に本格参入 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:デンカ |
デンカは22日、スペシャリティ事業の成長加速化の一環として、バイオスティミュラント事業に本格参入すると発表した。 バイオスティミュラントは、「植物やその周辺環境が本来持つ自然な力を活用することにより、植物の健全さ、ストレスへの耐性、収量と品質などに良好な影響を与える様々な微生物」を指す。世界市場規模は、2018年の約22億USドルから2022年には約33億USドルへと拡大し、その成長率は年率10・4%になると予測されている。 デンカでは、50年以上にわたりバイオスティミュラントの一つである腐植酸を使用した肥料「アヅミン」を製造販売してきたが、これを基盤に腐植酸製品のさらなる高機能化に取り組む方針である。さらに海外32拠点のデンカグループのネットワークを活用し、海外のバイオスティミュラントメーカーとの事業アライアンスを進めていくことで、バイオスティミュラント市場への本格参入を図る方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1550801344.pdf |