2019年03月07日 |
産総研、世界初の熱電変換材料の厚さ方向の変換性能を計測する手法を開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:産業技術総合研究所 |
産業技術総合研究所は7日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)事業において、熱電変換材料の厚さ方向の熱電変換性能を正確に計測する手法を世界で初めて開発したと発表した。 材料の熱電特性であるゼーベック係数と電気抵抗率について、これまでは材料の面内方向のみの計測に基づいて評価されていたが、新たに厚さ方向まで計測可能になることにより、有機薄膜をはじめ、面内方向と厚さ方向で特性が異なる材料の熱電変換性能をより正確に評価できるようになる。 |