2002年03月25日
PETボトルの新年度のリサイクル受託量は約17万トン
今年度の実績見込み量を13%強上回る規模に
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 平成14年度(今年4月~来年3月)にPETボトルのリサイクル(再商品化)事業者が日本容器包装リサイクル協会から受託するリサイクル数量は約17万トンとなることがほぼ確定した。
 
 これは、同協会が実施した14年度のリサイクル委託先の入札の結果明らかになったもの。今年度(昨年4月~今年3月)に同協会が市町村から引き取ってリサイクル事業者にリサイクルを委ねる分別収集PETボトルの数量は14万9,700トンとなる見込み。14年度の受託量は、それを13%強上回ることになる。
 14年度の受託事業者数は、今年度より7社多い58社となる模様。また、およそ17万トンのうちの16万トン弱がシートや繊維に再商品化する材料リサイクル手法によって処理される見通し。残り1万トン強は原料に戻すいわゆるケミカルリサイクル法で再利用されることになりそう。家庭等などから同ボトルを分別収集する市町村数は、今年度よりおよそ100増えて2,180となる見込みである。