2019年04月10日
昭和電工と日本IBM、AIを用いた特許読解支援システムを構築
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:昭和電工

昭和電工と日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は10日、特許情報の効果的かつ効率的なスクリーニングを支援する「特許読解支援システム」を共同で構築し、7月から昭和電工全社で運用を開始すると発表した。同システムの運用により、技術者の特許読解時間の大幅な削減を目指す。

今回構築した「特許読解支援システム」は、文書情報を統合的・横断的に収集し、高度な分類・分析が可能なコグニティブ・テクノロジー「IMB Watson Explorer」を採用した。同ツールが有するテキスト解析・探索機能、文書関連付け機能、特許に特化したアイデア抽出機能を利用することで、効率的な特許情報の読解を支援する。さらに、昭和電工の技術領域である化学分野の特許文書の特徴に合わせた文書の関連付け機能を付与することで、特許文書の可読性向上に特化したインターフェースを備えたシステムを構築したものである。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1554884110.docx