2019年04月23日 |
昭和電工、除外装置事業で温室効果ガスの分析・計測サービスを開始 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は23日、半導体や液晶パネルなどの製造工程排出される各種有毒ガスを処理する除外装置の事業で、除外装置の性能を評価する温室効果ガスの分析・計測サービスを開始すると発表した。 半導体や液晶パンネルの製造工程では、PFCsなどさまざまな温室効果ガスが使用されるが、ガス使用者は排出される温室効果ガスを除外処理し、排出量を算定して国に報告することが義務付けられている。排出量の算定方法はIPCCガイドラインで定められているが、今年5月のIPCC総会でガイドラインの更新・追加・精緻化が見込まれている。改良版のガイドラインには、プロセスや除外技術ごとに除外技術ごとに除外効率値の基準が設定される見込みだが、測定には抗す工数がかかり、分析ノウハウも必要である。 昭和電工には、これら温室効果ガスを分解する除外装置を製造・販売し、ノウハウもあることから、今年5月から従来のメンテナンスに加え、除外効率(装置の出口・入口のガス濃度)の分析・計測サービスを開始することにした。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1555987772.pdf |