2019年04月26日
新化学技術協、「化学業界がもたらすフレキシブルエレクトロニクス」で講演会
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:新化学技術推進協会

新化学技術推進協会は、「化学業界がもたらすフレキシブルエレクトロニクスの革新と今後の展望」を総合タイトルとした講演会を5月31日14時―18時に東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。参加費は、協会会員会社が無料、一般が1万円。

講演会では、硯里善幸・山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンター准教授が「低コスト化可能な有機ELのフレキシブル技術の研究」をテーマに、杉原宏和・東レライフイノベーション事業戦略推進室主幹が「着衣型ウェアラブデバイスhitoe(R)」をテーマに、それぞれ講演する。

硯里氏は、有機ELはディスプレイ・照明分野で普及が広がっているが、その大きな特徴に「フレキシブル化」が挙げられていると指摘。フレキシブル化における課題を説明した後に山形大学の研究室での取り組みである塗布型TFF技術、ガラススリミングによる湾曲パネル等を紹介する。杉原氏は、東レとNTTが共同で、導電性布帛hitor(R)と、それを用いた着衣型ウェアラブルデバイスを開発した。今回、hitor(R)技術の概要とそのアプリケーションについて、既に市販化されているものを含めて紹介する。

講演会終了後に、講師を交えた懇親会(参加費は無料)を開く。

講演会参加申し込み締め切りは5月30日。問い合わせ・参加申し込みは、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880