2019年05月08日 |
NEDO、スマートセルによる実用ターゲット物質生産のための新規5テーマを採択 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、植物や微生物の細胞から工業材料を生産する「スマートインダストリー」の実現を目指すプロジェクトにおいて、これまで開発してきたスマートセル創出のための共通基盤技術などを用いて、実用ターゲット物質の生産性向上を目的とした新規5テーマを採択した。 この事業では、ポリマー原料、産業用酵素、食品・化粧品・医薬品などへの展開が期待される化合物について、バイオ生産プロセスの確立を目指して技術開発に取り組む。 採択した新規5テーマと採択企業等は次の通り。 ▽ポリアミド原料の発酵生産技術開発(東レ) ▽組換えBurkholderia stabilis由来コレステロールエステラーゼ開発(旭化成ファーマ) ▽希少アミノ酸エルゴチオネイン高生産スマートセルの開発(長瀬産業) ▽スマートセル技術を応用した天然ヒト型長鎖セラミド高含有醤油麹菌の開発(福岡県醤油醸造協同組合) ▽生体触媒の反応機構推定に基づく高付加価値化成品の製造法開発(天野エンザイム)。 |