2019年05月17日
富士フイルム、独メドワーク社を買収し内視鏡用処置具事業に本格参入
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは17日、内視鏡用処置具の開発・製造・販売を行っているドイツのメドワーク社(本社・バイエルン州)を買収する契約を5月16日に締結したと発表した。今後、富士フイルムグループの100%子会社として新たにスタートし、これにより同社は内視鏡用処置具事業に本格参入する。

メドワーク社は、内視鏡用処置具を自社で開発・製造・販売している。胆管や膵管、消化管の内視鏡処置に使用される製品として、結石除去やポリープの切除、生検用など幅広い処置領域に対応した製品ラインアップと高品質を強みとし、欧州及び日本を含むアジア地域に提供している。欧州では、即日納入など、医療用製品に求められる迅速なデリバリーサービスに対応していることも高く評価されている。

富士フイルムは今回、同社を100%子会社化することで、処置具の製品ラインアップを大幅に拡充し、同事業に本格参入する。


ニュースリリース参照
・富士フイルム 内視鏡用処置具事業に本格参入
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1558053844.pdf

・Fujifilm acquires German endoscopic instrument manufacturer ・・・
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1558053844.pdf