2019年05月21日
NIMS、イブニングセミナー「材料科学をリードするNIMS若手研究」を開始
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:物質・材料研究機構

物質・材料研究機構(NIMS)は、NIMSイブニングセミナー「材料科学をリードするNIMS若手研究」を全8回開催する。5月31日開催の第1回「二次電池高性能化のための、データサイエンスに基づいたハイスループット電解液探索システム」から2020年1月17日の「バイオ応用を目指した形状記憶高分子の開発」まで、参加費は無料。

イブニングセミナーは、日本工学会との共催、総合工学振興財団の協賛により開催するもので、第一線で活躍するNIMS研究者によるレクチャー(60分)と対話型の討論ゼミ(60分)で構成されている。開催時間は17時30分から19時30分、会場は東京国際フォーラム(有楽町)、学術総合センター(竹橋)のほか、東京駅周辺の会議室で開催する。

第1回のイブニングセミナーは、5月31日17時30分に東京国際フォーラムのガラス棟6階で、松田翔一・エネルギー環境材料研究拠点主任研究員が講師になって行う。
代表的な蓄電デバイスであるリチウムイオン二次電池は、電極活物質や電解液といった数多くの要素から構成される多成分系であり、目的とするような高い電池特性を実現するためには、様々な構成要素の最適化が不可欠である。松田氏は今回、その一つである、データサイエンスやハイスル-プット測定を用いた蓄電池材料開発について紹介する。

問い合わせ先は、NIMS人材部門人材開発・大学院室(TEL:029-859-2555)。