2019年05月23日 |
富士フイルム、令和元年度全国発明表彰で「文部科学大臣賞」「発明実施功績賞」を受賞 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは23日、公益社団法人発明協会が主催する令和元年度全国発明表彰で「周期性の低いカラーフィルター配列を用いたデジタル撮影素子の発明」が「文部科学大臣賞」「発明実施功績賞」を受賞したと発表した。 この発明は、デジタルカメラに搭載しているイメージセンサーに、周期性の低い独自のカラーフィルター配列を採用することで、解像度低下の原因となっていた光学ローパスフィルターを使用せずに色モアレ(被写体に本来存在しない色が縞模様で現れる現象)を抑制し、高画質な写真撮影ができる。 この技術は、ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T3」や「FUJIFILM X-T30」など「X シリーズ」の「X-Trans CMOS」センサーに採用されている。 表彰式は常陸宮殿下、同妃殿下臨席のもと、6月10日(月)ホテルオークラ東京で行われる予定。受賞者は下記の3氏。 「文部科学大臣賞」受賞者 田中誠二氏 R&D 統括本部光学・電子映像商品開発センター技術マネージャー 林 健吉氏 R&D 統括本部 光学・電子映像商品開発センター 「発明実施功績賞」受賞者 助野健児氏 代表取締役社長・COO ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1558578695.pdf |