2019年05月27日
農水省、「バイオマス利用技術の現状とロードマップ」を見直し
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省は27日、関係府省(内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)と連携して、多種多様なバイオマスの利用技術について進展状況や技術的課題等を評価・整理した「バイオマス利用技術の現状とロードマップについて」を策定し、2年ごとに見直しを行っているが、それを踏まえ今回見直し、新たな「バイオマス利用技術の現状とロードマップ」を決定したと発表した。

今回の見直しでは、新たに追加された技術7件、技術的な進展により前回から更新・見直された技術31件を盛り込んだ。例えば、新規追加された技術の例(実用化段階)としては、もみ殻を原料に「ガス・熱・電気(副産物:くん炭)」を製造する技術などを盛り込んだ。また、新たな資料として実用化段階、実証段階、研究段階ごとに一覧表を整理した。また、期待される技術ロードマップの活用方法や技術的課題の検討状況も整理して公表した。