2019年05月28日 |
三菱ケミカル、クロム系エチレン三量化触媒の開発で触媒学会賞を受賞 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルは28日、同社が行った1-ヘキセンの製造に用いるクロム系エチレン三量化触媒の開発で、触媒学会から2018年度に学会賞(技術部門)を受賞したと発表した。 これは、世界に先駆けて、超高活性・超高選択性を有するクロム系エチレン三量化触媒を見いだし、選択的なエチレン低重合反応の技術分野の発展に大きく貢献した点、また、同触媒を用いたシンプルで環境負荷の少ない製造プロセスを用いて、商業規模での1-ヘキセンの生産が開始された点が高く評価されたものである。 なお同社は既に、同触媒を用いたプロセス技術について、タイ国内の大手化学メーカーと2014年にライセンス契約を締結しており、2018年度から生産が始まっている。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1559035275.pdf |