2019年05月30日
NEDOなど、衛星ドローンによる山岳遭難者救助活動の実証実験に成功
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は30日、NEDOとスカパーJSATが、鳥取県警本部主催で5月29日から30日にかけて開催された「大山における夏山遭難救助訓練」で、コンパス登山届ネットワークを開発するインフカム社の協力を得て、高度約3万6000キロメートルの衛星を利用した衛星ドローンの実証実験に成功したと発表した。

一般に、衛星通信の通信装置は比較的大型であるため、マルチコプター型ドローンへの搭載は技術的に困難であったが、今回、新たに開発した小型軽量な衛星通信装置をドローンに搭載し、山岳遭難者救助活動にの実証受験に成功した。