2019年06月11日

帝人、半導体製品の所在管理システムをエイブリックが導入

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：帝人

帝人は、自社展開しているRFID管理システム「レコピック」の技術をベースとして、2種類のICタグ情報を紐づけることで対象物の所在を管理するシステムを開発し、アナログ半導体専業メーカー エイブリック（本社:千葉市美浜区、石合信正社長)高塚事業所(千葉県松戸市)で運用を開始したと発表した。 背景には、製造業の人手不足、業務効率化がある。エイブリックの高塚事業所でも製品の保管状況を作業員がバーコードで管理するなど生産性向上に向けた課題があり、業務効率化につながる新たなIoTソリューションの導入を検討してきた。 帝人は、管理対象物にICタグを貼付することで、効率的に管理できるRFID管理システム「レコピック」を2012年より販売、図書館や医療機関などで業務効率化やサービスの向上、経費削減などに貢献してきた。 エイブリックが「レコピック」のICタグの読み取り技術や、既存の棚に簡便に後付けできる点などを評価、検討を開始し、約1年の試行錯誤を経て高塚事業所へ導入された。 ニュースリリース参照 https://www.teijin.co.jp/news/2019/06/10/jbd190610_01.pdf