2019年06月19日
日産化学、住友商事、日本財団-DeepStar 連携技術開発助成プログラムへ共同参画
海洋油田生産性向上の新規添加剤開発を推進
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友商事、日産化学

日産化学と住友商事は19日、海洋石油・天然ガスに係る日本財団-DeepStar連携技術開発助成プログラムに、海洋油田の生産性を向上させる新規添加剤の開発プロジェクトを共同で提案し、採択されたと発表した。日産化学と住友商事は、DeepStarを構成する大手石油会社と同プロジェクトを共同開発をする。

海洋石油・天然ガス分野における世界のニーズは、海洋生産施設の操業・維持・管理コストの低減や新技術の活用による生産性向上等が大きな課題となっている。同分野で競争力を持つ日本の技術を取り入れていくことが期待されている。


【海洋石油・天然ガスに係る日本財団-DeepStar連携技術開発助成プログラム概要】
日本財団が2018年5月に、大手石油会社が主導する技術プラットフォームであるDeepStarと締結した共同技術開発プログラム設立に関するMOUに基づき、2030年に向けて海洋石油・天然ガス分野の技術開発を促進するための助成プログラム。
HP参照/https://www.nippon-foundation.or.jp/grant_application/programs/deepstar

【DeepStarの概要】
海洋技術開発の国際コンソーシアム。シェブロン(米国)、エクイノール(ノルウェー)、ペトロブラス(ブラジル)、JX石油開発(日本)など大手石油会社、世界中の海洋石油・天然ガスの探査・開発・生産を担う企業や、これら企業に製品・サービスを提供する企業、大学、研究機関などから成る。
HP参照/https://thedeepstar.com/