2019年06月26日 | |
村田製作所、大幅な大容量化を実現した全固体電池(二次電池)を開発 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:村田製作所 |
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村田製作所は26日、業界最高水準の電池容量を持つ全固体電池を開発したと発表した。 同社の積層セラミックコンデンサや多層デバイスなどで培ったプロセス技術と、最先端の電子部品を開発する中で蓄積した多様な材料技術を組み合わせて開発した。一般的な電池で使用する電解液の代わりに、酸化物セラミックス系電解質を使用したことで、「燃えない」「熱に強い」特性を持っている。 【全固体電池の概要】 ◇サイズ:縦5mm~10mm×横5mm~10mm×高さ2mm~6mm ◇容量:2mAh~25mAh(25℃) ◇定格電圧:3.8V ◇電解質:酸化物セラミックス ◇用途:ウェアラブル機器やIoT機器などを想定 備考:SMD/Surface Mount Device(表面実装部品)に実装可能 詳細はホームページ参照 https://www.murata.com/ja-jp |