2019年06月26日 |
荒川化学工業、ベトナムに紙力増強剤の生産拠点設立を検討 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:荒川化学 |
荒川化学工業(本社:大阪市中央区平野町、宇根高司取締役社長)は26日、2019年6月26日開催の取締役会で、ベトナムに製紙用紙力増強剤を製造する生産拠点を設立する方針の詳細検討を開始することを決議 したと発表した。 荒川化学グループは、基本方針としてアジア地域での生産・販売体制の強化による事業拡大を推進している。ASEANでは、高い経済成長を背景に紙の需要が増大し、紙・パルプ産業が急成長している。 同社は、1995年に設立した梧州荒川化学工業有限公司(中国 広西壮族自治区梧州市)を 2011年に広西梧州荒川化学工業有限公司に統合、2004年に設立した南通荒川化学工業有限公司( 中国 江蘇省南通市)で製紙用薬品の製造・販売を進めてきた。さらなる海外展開を推進するためには、ベトナムにおいて新たな生産拠点の設立が必要と判断し、設立計画をスタートした 。 生産拠点は、ベトナム国 Ba Ria Vung Tau 省 Phu My 3特別工業団地内を第一候補とし、 生産設備(生産能力 約40千トン/年を想定、2022年中頃には製造・販売を開始する予定。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1561540862.pdf |