2019年07月01日 |
積水化成品、耐熱発泡体「ST-Eleveat」の量産化技術を確立 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:積水化成品工業 |
積水化成品工業は1日、120~200℃までの幅広い耐熱要求に応える発泡体の開発に取り組み、耐熱120℃グレードの量産化技術を確立したと発表した。 従来のビーズ発泡体の耐熱温度は、80℃~100℃以下のため、エンジンルーム内などの高温となる部位での実用化は進んでいない。構造部材として適用可能な高耐熱、高強度かつ軽量化に寄与する樹脂素材が自動車や輸送用機器市場から求められていた。 エンジニアリングプラスチック及びスーパーエンジニアリングプラスチックを主原料とする発泡体の総称を「ST-Eleveat」と名づけ、グローバルに市場開発を進め、2023年に80億円の売上を目指す。 「人とくるまのテクノロジー展2019 名古屋/7月17~19日」に試作成形品を展示する予定。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1561963487.pdf |