2019年07月01日 |
島津製作所など、細胞の分化状態 超高速液体クロマトグラフ質量分析計で判断可能に |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:島津製作所 |
島津製作所、神戸医療産業都市推進機構(FBRI)、東京エレクトロンは1日、ヒトips細胞(人工多能性幹細胞)とES細胞(胚性幹細胞)の培養培地の経時的な測定の結果、未分化維持及び分化開始時に分泌される特定成分が細胞の分化状態の判断指標になることを突き止めたと発表した。将来的には、培養中の細胞状態をリアルタイムで計測する工程管理に用いることを想定している。 この発見によって、細胞を壊さずに未分化維持および分化状態の判断指標になることを突き止めた。研究では、島津製作所製の超高速液体クロマトグラフ質量分析計「LCMS-8050」を用いた。 |