2002年03月22日 |
経産省、補正予算で「提案公募型」実用化技術研究に386件採択 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:ソニー、日立金属 |
経産省は、2001年度補正予算で産学官連携による、事業化直結型の実用化技術開発を促進しようと「提案公募型事業」を公募していたが、このほど全事業で2727件の応募の中から、386件の採択を決めた。委託費・補助金予算額は117億円。 このうち「即効型地域新規産業創造技術」部門では、全国各地で電気・電子や医療、材料、リサイクル技術の開発研究に取り組んでいる70のプロジェクトに補助金が交付される。化学関連テーマ次の通り。 ・ナノバイオ技術によるオルガネラ利用蛋白質生産システム(札幌市、ジェネティックラボ) ・PETボトルリサイクル材を使用した家電・OA機器製品の実用化(福島市、東北ムネカタ) ・熱硬化性樹脂を用いたインクジェット方式の積層造形機開発(久喜市、ソニーマニュファクチャリングシステムズ) ・分子構造制御によるインテリジェントフッ素ポリマーコーティング(東京都、先端技術インキュベーションシステムズ) ・精密射出成形技術による高性能小型磁石の開発(東京都、日立金属) ・有機溶剤を使用しない環境対応型バインダーシステムの開発(東京都、太陽誘電) ・透明ポリイミド樹脂材料・製膜技術の開発(大津市、アイ・エス・テイ) ・カーボンナノチューブ付き探針の実用化(枚方市、ユニック) ・新規遺伝子検出法の実用化(広島県、湧永製薬) |