2019年07月10日 |
積水化学工業、TCFDの提言に基づく情報開示を開始 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
積水化学工業は10日、2019年1月にTCFDへの賛同を表明したが、初めてTCFDの提言に沿った形で情報開示を行ったと発表した。 【今回の情報開示の内容と主な特徴】 ・情報開示の内容 TCFD から開示を推奨されている「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の4項目で、同社グループの気候変動課題への対応について記載した。 ・主な特徴 「戦略」の項目において、将来的に予測される気候変動とそれに伴って予測される変化に基づいた4通りの「シナリオ社会」を想定し、それらの社会における当社グループの機会・リスク、事業を通じてどのように課題解決に貢献できるかの検討・整理を行った。 ◇TCFDとは 2015年に金融システムの安定化を図る国際的組織である金融安定理事会(FSB)により設立された気候変動関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)。気候変動が企業の財務に与える影響の分析を行い、対応に関する戦略についての情報開示を推奨している。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1562747386.pdf |