2002年03月22日 |
旭化成、レオナ工場の一部運転再開 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は22日、レオナ工場の原料工程と、コンパウンド工場である延岡プラスチック加工会社が運転再開したと要旨次の通り発表した。 (1)3月12日に発生した火災事故で延焼を免れた原料工程と、コンパウンド工場の延岡ブラスチック加工株式会社が、関係官庁の了解を得て、再稼動のための設備点検を終了し、22日、生産のためめ準備を開始した。 (2)延焼を免れた一都の樹脂工程については、安全を確認後、関係官庁の了解を得て、速やかに生産を再開したいと考えている。 (3)繊維工超については現在のところ見通しは立っていない。 <原料工程の製品:外販しているもの> 1.ヘキサメチレンジアミン(略称:HMD) 2.アジピン酸(略称:ADA) 3.AH塩 HMDは塗料原料「デュラネ-ト」の原料モノマー.ヘキサメチレンジイソシアネート(略称:HMDI)の原料としても使用される。 <延岡プラスチック加工株式会社の概要> 1.住所 宮崎県延岡市長浜町3623 2.社長 入江洋司氏(レオナ工場次長と兼務) 3.資本金 10百万円(旭化成100%出資) 4.従業員数 約50名 5.業務内容 旭化成ナイロン66樹脂「レオナ」の専用コンパウンド工場。 コンパウンドとは、ナイロンなどの各種樹脂に、難燃剤、ガラス繊維などの添加物を加えることにより、主に自動車、家電OA、工業部品向けの高機能・高付加価値の機能樹脂を生産することをいう。 6.能力 年産22,000トン |