2019年07月25日
NEDOなど、中国広東省でエネルギーマネジメントシステムの実証運転を開始
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、日本総合研究所、東京電力ホールディングスは24日、中国広東省でエネルギー消費が大きく、生産品目の切り替えが多い工場を対象としたエネルギーマネジメントシステム(EMS)の実証運転を同日から開始したと発表した。

実証運転では、紡織とアルミ加工の2工場を対象に、最新のEMSであるFactory Energy Management Platform(FEMP)を導入し、消費エネルギーの大幅削減を図る。また、2工場のFEMPを連動させ、それぞれの電力需要と系統からの電力需給調整の要求を集約することで、安定度の高いデマンドレスポンスの実現可能性を検証する。

同システムは、実証運転終了後も日中協力によって継続的に運用し、検証した技術や製品の中国国内や第三国への展開・普及を目指す方針である。