2019年08月20日
帝人グループのGF-SMC、米フォード車に採用
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:帝人

帝人は20日、米国のグループ会社コンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(本社:米国ミシガン州)のGF-SMC部材が、米国フォード社の新車種に採用されたと発表した。
GF-SMCとはGlass Fiber-Sheet Molding Compoundの略。熱硬化性樹脂をガラス繊維に含浸させ、シート状にした成形材料のこと。

フォード社とCSP社は、自動車の快適性の評価項目であるNVH(騒音・振動・ハーシュネス)の大幅な改善を目的として、このGF-SMC部材を使用し、世界初の二重壁構造のコンポジット製エンジンシュラウド「デュアル・ウォール・ダッシュボード」を共同開発した。このダッシュボードは、フォード社が今夏北米で展開する「フォード・エクスプローラー」の2020年モデルに搭載する。