2019年08月28日 |
協和キリン、パーキンソン病薬、FDA承認取得 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:協和キリン |
協和キリンは28日、アデノシンA2A受容体に対する選択的拮抗薬として創製した、イストラデフィリン(米国製品名:NOURIANZ)について、「ウェアリングオフ現象を有する成人パーキンソン病患者におけるレボドパ/カルビドパとの併用療法」を適応症として、米国食品医薬品局(FDA)の新薬承認を取得したと発表した。 今回の承認は、レボドパ療法により、ウェアリングオフ現象を有するパーキンソン病患者を対象とした多施設無作為化した二重盲検プラセボ対照試験の結果に基づくもので、パーキンソン病治療の幅を広げることができるものとして期待している。 【用語の解説】 ■イストラデフィリン :「レボドパ含有製剤で、治療中のパーキンソン病におけるウェアリングオフ現象の改善」を効能・効果として、日本国内では製品名「ノウリアスト」として2013年5月より協和キリンが販売。 |