2019年09月02日
富士フィルムの一包化システムに「レッドドット賞」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは2日、調剤薬局などで利用される同社の一包化監査支援システム「PROOFIT 1D(プルーフィット ワンドース)」がドイツの「レッドドット・デザイン賞」のブランズ&コミュニケーションデザイン2019 部門で受賞したと発表した。

今年3月のプロダクトデザイン部門における超短焦点プロジェクター「FUJIFILM PROJECTOR Z5000」や携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair(カルネオ エックスエアー)」など24製品の受賞に続くものとなった。

調剤薬局などで薬剤が処方される際、服用するタイミングごとに錠剤やカプセルをまとめて一包化するニーズが高まっている。同社の「PROOFIT 1D」システムは、高度な光学設計技術や画像認識技術などにより、一包ごとに錠剤の刻印や文字、カプセル剤の色や形などを高精度に読み取り、それぞれの薬剤の名称と数量を自動的に判定する。また、モニター画面上で一包ごとに薬剤をタイル状に一覧表示したり、錠剤の刻印を強調表示したりも可能で、薬剤師の監査業務を強力にサポートする。これらの点が評価された。


ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1567394891.pdf