2019年09月06日 |
武田薬品、米国で販売の副甲状腺ホルモン製剤 回収 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:武田薬品工業 |
武田薬品工業は6日、米国で販売している「NATPARA注射剤」(副甲状腺ホルモン製剤)について、米国での全ての用量(25、50、75、100各μg)を対象に回収すると発表した。 カートリッジのゴム製隔壁部分のゴム小片がカートリッジ内に混入する可能性があることが判明したため、FDAと協議して回収を決めた。 「NATPARA」は14日間の治療期間中、必要な薬液用量を採取するため毎日隔壁部分に針を刺す。繰り返し刺すことで剥離した小さなゴム破片がカートリッジ内に混入する可能性がある。 米国では医療関係者や患者、薬局に対して直接レターを送付し、注意喚起と周知をはかる。 |