2019年09月09日 |
三井化学など8社「バイオ生産管理システムにAI活用」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
NEDOは今年度から3カ年計画で「AIを活用したバイオ生産管理システム」開発に着手した。 これまで用いられなかった、多種で複雑なセンサー由来のデータと、バイオ生産を効率的に行うための指標および相関関係を見出す。これにより、ひとの経験と勘では不可能だった最適な培養手法を予測するAIシステムを開発し、培養効率を格段に引き上げる手法の確立を目指す。 事業助成先には、バイオベンチャーである株式会社ちとせ研究所(神奈川県川崎市、藤田朋宏・釘宮理恵共同代表)を決めた。今後、食品や化学などさまざまなバイオ生産現場に適用可能な業界横断型AIシステムと業界共用のバイオ生産マネジメント事業開発に取り組む。 ちとせ研究所は、さらに下記の共同・委託研究先8社と、バイオ生産マネジメントシステムに関する情報を共有し、課題の抽出、改善など、生産管理システムの実用化とバイオ市場の拡大を図ることにした。 ◇助成先:株式会社ちとせ研究所 ◇共同・委託研究先 ・味の素 ・協和発酵バイオ ・三井化学 ・カネカ ・NRIシステムテクノ ・ニコンインステック ・長岡技術科学大学 ・東京大学 |