2019年09月24日
三井アグロ、新規水稲除草剤「サイラ」農薬登録取得
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三井化学アグロ

三井化学アグロ(本社:東京都中央区、小澤敏社長)は24日、全国農業協同組合連合会と共同開発してきた新規水稲除草剤有効成分サイラ(一般名:シクロピリモレート)の含有農薬について、9月20日に農薬登録を取得したと発表した。

サイラは、三井化学アグロが発明した新規原体で、水田に発生する広範囲な広葉雑草・カヤツリグサ科雑草に有効な除草剤成分。新規な作用機構を持ち、現在日本国内の水田で発生が認められるALS(アセト乳酸合成酵素)阻害剤抵抗性の雑草対策にも有効だ。

今回、農薬登録を取得したのは「サンアップC 1キロ粒剤」と「サンアップ 1キロ粒剤」の2製品だが、同社はさらにサイラを含有する混合剤製品を複数登録申請中で、今後、順次取得が見込まれている。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1569306784.pdf