2019年09月26日 |
カネカの太陽電池、セブン・イレブンが実証実験に採用 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:カネカ |
カネカは26日、セブン イレブン・ジャパンが神奈川県で進める、再生エネルギー100%の店舗運営に関する実証実験に、カネカが開発した発電効率を大幅に高めた太陽光パネルを提供すると発表した。 神奈川県は今年4月、SDGs(持続可能な開発目標)推進のため、セブン&アイ・ホールディングスと「SDGs推進に係る連携と協力に関する協定」を締結した。エネルギーの「地産地消」をめざす県の取り組みの一環。 この実証実験に、カネカの太陽電池を使用する。同社の太陽電池は、ヘテロ接合技術を用いることで、良好な発電効率と温度特性を持ち、さらに両面受光構造により裏面での発電が可能で、高い発電量が得られるなどの特徴を有している。 【用語の解説】 ■ヘテロ接合技術 : 物性の異なる半導体材料を接合する技術。本実証実験に使用する太陽電池では、発電特性を低下させるシリコン基板表面の欠陥を、カネカで開発した高品質のアモルファスシリコンを用いたヘテロ接合技術により抑制することで良好な発電効率と温度特性を実現させている。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1569462414.pdf |