2019年10月03日 |
三菱ケミカル、中国・瀋陽で「植物工場」戦略的提携 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルは3日、中国遼寧省の瀋陽秋実農業科技発展有限公司と、植物工場事業に関する戦略的提携について合意したと発表した。 先に子会社の三菱ケミカルアグリドリームと無錫菱陽生態農業設施科技有限公司を含めた3社間でパートナーシップ協定を締結した。 今回提携した瀋陽秋実は、中国・東北地方に強いネットワークを持つ育苗業者で、2018年から三菱ケミカルの植物工場システムを導入しており、年間 500万株の苗および同60トンの葉物野菜を生産している。 <戦略的提携の主な内容> (1) 中国初となるトマト及びイチゴを対象とする 植物工場システムの瀋陽秋実への納入 (2) 三菱ケミカルによる納入後の植物工場のトマトおよびイチゴの実証農場としての活用 (3) 瀋陽秋実による 三菱ケミカルの植物工場の中国 東北地域及び内モンゴルにおける拡販協力 中国ではこのところ、より新鮮でおいしく安心・安全な食材への関心が急速な高まりを見せている。生野菜のサラダを食べる習慣も浸透し始めるなど、高付加価値を有するプレミアム野菜の購入意欲が高まっている。 三菱ケミカルは瀋陽秋実と戦略的提携することで、植物工場事業のさらなる強化を図る。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1570078065.pdf |