2019年10月09日 |
タカラバイオ「Axiomジャポニカアレイ」解析提供開始 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:タカラバイオ |
タカラバイオは、東北大学東北メディカル・メガバンク機構が日本人の遺伝子解析用として開発した「Axiomジャポニカアレイ NEO」を用いた遺伝子解析サービスを8日から開始した。 「Axiomジャポニカアレイ NEO」は、日本人の本格的な遺伝子解析アレイとしてはじめて市販化されたもので、日本人ゲノムで多型が報告されている疾患関連SNP約2.8万個および日本人約3,500人の全ゲノムシーケンスデータを基に設計されたタグSNP約65万個を搭載している。 従来の遺伝子解析と比較して、低コストで短期間に実施できるため、今後健康診断市場に向けた開発や個別化医療の実現に向けた研究への貢献が期待される。同サービスでは「Axiomジャポニカアレイ NEO」を用いた、SNPタイピングデータを提供する。 <本サービスの特長> (1)アレイを用いた解析系であるため、高精度、低コスト、短期間で行える。さらに情報解析手法を組み合わせると、より多くのSNPを推定することが可能で、疑似的に全ゲノム情報を入手できる。 (2)日本人特有の疾患関連遺伝子の探索が可能。 (3)多因子疾患注5 関連SNPの遺伝子型を決定できる。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1570516604.pdf |