2019年10月16日 |
米国プラスチック貿易統計に「米中貿易摩擦」の影響 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本プラスチック工業連盟 |
日本プラスチック工業連盟が発表した2019年上半期の「米国プラスチック貿易統計」によると、純原材料(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)の輸出量は10,254千トンで前年同期比115.1%と大幅増加した。 国別数量は、1位がメキシコで、2位カナダ、3位中国の順。以下、ベルギー、ブラジル、ヴェトナム、マレーシアと続く。このなかで、中国向けは845千トンで同84.4%と前年比のマイナス幅が大きい。 一方、輸入量は4,231千トンで98.5%と微減。1位カナダ、2位メキシコ、3位韓国と続き、中国からの輸入は第5位。数量は157千トンで前年同期比51.3%と半減し、順位も下がった。 プラ工連では、中国の落ち込みについて「貿易戦争の影響と思われる」と分析している。 米国プラスチック貿易統計は関連ファイル参照。 【関連ファイル】 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1571201744.pdf |