2019年10月23日 |
王子HD、パルプ原料の国産プラスチック事業化へ |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:双日 |
王子ホールディングス(本社:東京都中央区、加来正年社長)は21日、双日プラネット(本社:東京都千代田区、有賀謙一社長)と共同で実施する、バイオプラスチック(ポリ乳酸、ポリエチレン)開発事業が、環境省の「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」に採択されたと発表した。 両社は、従来の石油系プラスチックを、持続可能なバイオマス原料のバイオプラスチックに置き換えることで、CO2の排出抑制を目指す。原料には非可食樹木由来のポリ乳酸やポリエチレンの製造を使用する。これにより、食品原材料とも競合しない独自技術による非可食バイオプラスチックの製造、普及を目指す。 双日プラネットは、2012年からブラジルのBraskem社製グリーンポリエチレン(サトウキビ由来)の販売・普及活動を展開してきた。王子HDは今後、双日プラネットのバイオプラ販売網を活かし、マーケティングを行っていく方針だ。 ニュースリリース https://www.ojiholdings.co.jp/Portals/0/resources/content/files/news/2019/7Gd3yKr.pdf?TabModule958=0 |