2019年10月23日 |
NEDO、インドネシアで地熱発電所のトラブル診断実証 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は23日、インドネシアで地熱発電所の利用率向上に向けたIoT・人工知能(AI)技術利用のトラブル予兆診断技術の実証試験を開始したと発表した。 実証試験は、2018年から東芝エネルギーシステムズが開発してきた「ビッグデータ解析技術を活用した予兆診断技術」を現地国営会社のPT Geo Dipa Energi(GDE社)のパトハ地熱発電所の発電設備に搭載し、トラブル予兆の検知が可能かを評価するとともに、技術の導入による効果検証を実施する。 今回の実証試験を通じて地熱発電所のトラブル発生率の20%低減を目指し、発電所の停止期間の短縮を図る。 設備の利用率が高まり、発電量増加と発電コスト低減が可能となれば、今後の地熱発電の導入拡大への貢献が期待できる。 |