2019年10月24日
出光とタジマーモーター「モビリティ開発」で覚書
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は23日、自動車ディーラーのタジマモーターコーポレーション(本社:東京都中野区、田嶋伸博会長)と、次世代モビリティおよび新しいMaaS(移動手段の利用)ビジネスモデルの共同開発に関するMOU(覚書)を10月1日付で締結したと発表した。

このところ環境問題への関心の高まりや自動車へのニーズの変化を背景に、CASE(注)やMaaSといったモビリティ(=移動)に関する技術革新や企業の取り組みが加速している。

出光興産は、8月から岐阜県の飛騨市・高山市で、タジマモーターが設計・開発した超小型EVを活用するMaaS事業の実証を開始した。今回、さらにのこ取り組みを加速させることにし、次世代モビリティおよびMaaSビジネスモデルの共同開発に関するMOUを締結した。

出光が有するSSネットワークや素材開発のノウハウと、タジマモーターがもつEVなどの車両開発のノウハウを融合させ、新しいモビリティ社会の共創を目指す。


<用語の解説>
・「CASE」とは : Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared&Services(シェアリング)、Electric(電動化)の頭文字からなる造語。自動車産業にとっては今後の動向を示す重要な鍵となる。


ニュースリリース参照
https://www.idss.co.jp/news/2019/191023_2.html