2019年10月24日 |
デンカとJSP、新規「軽量・不燃ボード」開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:JSP、デンカ |
樹脂発泡素材大手のJSPとデンカの両社は24日、不燃性・遮熱性・断熱性などの物性に軽量化を兼ね添えた、木造多層建築に使用可能な「軽量・不燃ボード」を共同開発したと発表した。 このところ大規模火災による被害の拡大や、木質系構造部材を用いた多層建築物の建築、建築基準法の規制緩和に伴う木造住宅の増加など、建築市場を取り巻く環境に変化が生じている。 両社はこうした市場環境の変化を受けて従来にない新しい技術で不燃化材の開発に取り組んできた。 新開発した「軽量・不燃ボード」は、建物自身の軽量化によって耐震性の向上、構造物構築の省力化、工期短縮、コストダウン等を可能にする。断熱性の付与により建物の省エネルギー化にも貢献する。 12月11日~13日に東京ビッグサイトで開催される「第4回[高性能]建材・住設 EXPO」(JSP・デンカ合同ブース)に出展する。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1571889901.pdf |