2019年10月28日
出光興産、気仙沼グリーンエナジーに出資
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は28日、気仙沼グリーンエナジー(本社:宮城県気仙沼市)に出資したと発表した。事業主体であるJAG国際エナジー株式会社から同日付で株式譲渡を受けた。出資を通じて気仙沼市およびその周辺地域での再生可能エネルギーの地産地消や地域経済循環の向上を支援する。

気仙沼グリーンエナジーは、エネルギーの地産地消を図るため、市内の木質バイオマス発電所や太陽光発電所など地産電源(再生可能エネルギー)の調達と、地域企業や家庭への電力供給および屋根などへの太陽光発電システムの設置によるPPA事業の推進を目的として今年4月に設立された。

資本金5000万円。株主はJAG国際エナジー、国際航業、宮城県気仙沼市、出光興産、一般財団法人・気仙沼しんきん復興支援基金。

出光興産は石油事業における特約店/販売店を通じた地域経済との密接な関係性と、太陽光・電力小売・発電事業での経験・知見を活用して同社の事業を支援する。


<用語の解説>
■PPAとは :Power Purchase Agreement(電力販売契約)の略。今回の出光の場合は、事業者が建物所有者の屋根の上に太陽光発電システムを設置し、発電した電力を建物所有者に販売する形式のPPA事業を指す。


出光興産ホームページ
https://www.idss.co.jp/news/2019/191028.html