2019年11月11日 |
三菱ケミカルHD、数理最適化へ「CoE」発足 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三菱ケミカルホールディングス |
三菱ケミカルホールディングスは11日、 数理最適化技術の積極的な活用・普及を目的として、先端技術・事業開発室 デジタルトランスフォーメーション( DX )グループ内に数理最適化 CoE を発足させたと発表した。 数理最適化 CoE とは、数理最適化技術やビジネス ・アナリティクスの考え方を活用し、生産や物流など事業活動を最適化する取り組みのこと。今回のCoE発足で、エネルギー・マネジメントやグローバルサプライチェーン・マネジメント最適化など、従来からのDXの取り組みを強化・加速させる。 事業のグローバル化や組織横断的な事業の拡大に伴い、最適化実現の必要性がさらに増してきた。 同社は2017年にDXグループを設置し、事業活動の様々な場面でAIやIoTを活用して事業の革新や効率化に取り組んできた。 今回の数理最適化CoEの発足はその一環で、(1)業務変革による利益の最大化(2)共通技術基盤および推進体制の確立などの効果が期待できる。 同社は引き続き、社内外の資源を活用してDXに取り組み、さらなる事業強化を目指す方針だ。 【用語の解説】 ■ CoE とは : 特定の分野に集中して高度な研究・開発活動を展開し、人材育成及びビジネス創出の核となる集団・拠点を指す。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1573454679.pdf |