2019年11月11日
出光興産、ノルウェー北海沖鉱区で試掘成功
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は11日、子会社の出光スノーレ石油開発(本社:東京都千代田区、三木順社長)がノルウェー現地法人(出光ペトロリアムノルゲ、有川浩社長)を通じて、15%の権益を有するノルウェー領北海PL090鉱区で「エキノサウス(Echino South)」構造を試掘し、油・ガスの集積を発見したと発表した。

試掘に成功したエキノサウス構造は、ノルウェー領北海にあり、2003年から生産しているフラム油田群(出光の権益15%)から南西に約3.2kmに位置する。出光は2002年にフラム油田群を含むPL090鉱区の権益を取得した。


試掘井は海面下2,947mの深さまで掘削し、ソグネフィヨルド(Sognefjord)層、及びブレント(Brent)層群で油・ガスの集積を確認した。今後、既存生産設備を活用した開発検討を行う予定だ。

【資本構成】
・出光スノーレ石油開発 : 出光興産 50.5%、大阪ガスサミットリソーシズ 49.5%
・出光ペトロリアムノルゲ : 出光スノーレ石油開発 100%