2019年11月12日

AGCの特殊ガラス、埼玉高速鉄道サイネージに採用

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：AGC

AGCは12日、ビズライト・テクノロジー(本社:東京都千代田区、田中博見社長)と共同で、埼玉高速鉄道に設置する「ダイナミックビークルスクリーン」に、AGCの開発したinfoverre(インフォベール)が鉄道車両用サイネージと して世界で初めて導入されたと発表した。スクリーンは埼玉高速鉄道の60車両、合計480台に設置された。 infoverreは、AGCが開発した特殊な光学樹脂と貼合技術を用い、ガラスにディスプレイを直接貼合して使用するガラスサイネージ製品。ガラスに直接ディスプレイを貼合せているため、従来のデジタルサイネージと比較してガラスへの映り込みや反射を極限まで低減することができる。 埼玉高速鉄道の浦和美園駅(さいたま市)から東京メトロ南北線・東急目黒線を経由し、東急東横線の日吉駅を結ぶ首都圏の大動脈となる鉄道車両に導入が決定した。 既存のデジタルサイネージは11月中旬から順次入れ替えを行い、2020年4月からサービスを開始する予定だ。