2019年11月18日 |
宇部興産と山口東京理大「多孔膜用い培養幹細胞」解明へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:宇部興産 |
宇部興産と山口東京理科大学は18日、括連携の第一弾として、多孔膜素材を用い た培養幹細胞の長期維持機構の解明に関する研究を開始すると発表した。 宇部興産は 自社製品である超耐熱性多孔薄膜「ポリイミド多孔質膜」を使った細胞培養法について研究を重ねて きた。その結果 、ヒト及び動物細胞の高効率大量培養が、このポリイミド多孔質膜を用いて実行可能であることを見出し、特許出願する一方で産業利用への取り組みを展開してたきた。 山口東京理科大学 ・ 薬学部 再生医療学分野の嶋本教授らは、長年にわたって早老症の研究に取り組み、 細胞の寿命とテロメアの関係など細胞老化のメカニズムについて、多くの研究成果をあげてきた。現在、再生医療の視点から幹細胞の老化について、進んだ研究を実施中。 今後は両者のの経験やノウハウを活用しながら多孔膜を用いた培養ヒト幹細胞の長期維持の解析を進めていく方針だ。 <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1574065271.pdf |