2019年11月19日 |
NEDO、AI活用し野菜の市場価格の予測方法を開発 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は19日、ファーマシップ(本社:東京都中央区、北島正裕社長)と豊橋技術科学大学が、人工知能を活用した野菜の市場価格の予測アルゴリズム(計算方法)を開発したと発表した。 NEDOの「人工知能技術適用によるスマート社会の実現」事業の一環。植物工場での野菜栽培過程や流通でのビッグデータ収集と人工知能(AI)を活用した需給マッチングにより、植物工場での野菜の廃棄や販売機会の損失削減を図るのが狙い。 開発したアルゴリズムは、野菜のこれまでの市場価格などのビッグデータをAIが機械学習し解析することで、1-2カ月先の野菜の市場価格を高精度に予測する仕組みとなっている。これにより、生産現場などでの野菜の廃棄や販売機会の損失削減効果が期待できる。 ファームシップは、このアルゴリズムを使い、東京都の大田市場のレタスの市場価格を予測して配信するサービスを11月下旬から開始する予定だ。 |