2019年11月21日 |
アステラス、米社とデジタル診断、治療技術で提携 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は21日、Welldoc, Inc.(本社:米国メリーランド州)と、スマホなどのデジタル技術を用いて疾患の診断、予防、治療などを行う、デジタルセラピューティクスの開発および商業化で戦略的提携契約を締結したと発表した。 デジタル技術の導入で従来の医薬品では管理や介入が困難だった疾患に対する効果が期待される。 アステラス製薬はWelldoc社が開発した糖尿病を対象としたデジタルヘルス製品のBlueStarを日本および一部のアジア地域で共同開発および商業化する。また、両社はBlueStarの米国市場でのアクセス拡大に向けて協働する。さらに今後は、糖尿病以外の複数の疾患を対象にデジタルセラピューティクスのグローバル開発および商業化も進めていく方針だ。 同契約に基づきアステラス製薬はWelldoc社に対して、契約締結一時金として1,500万ドルを支払う。また、開発および商業化の進捗に応じたマイルストンのほか売上に応じたロイヤリティを支払う。 アステラス製薬の2020年3月期連結業績への影響は軽微。 ニュースリリース https://www.astellas.com/jp/system/files/news/2019-11/20191121_JP_1.pdf |