2019年11月25日 |
BS米子会社、タイヤに再生カーボンブラック使用 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:ブリヂストン |
ブリヂストンは、米国子会社であるブリヂストン アメリカス・インク(BSAM)が、タイヤの原材料の一つであるカーボンブラックを、廃タイヤを熱分解して回収した再生カーボンブラック(RCB)で代替し、これを用いたタイヤを商用化し米国市場で販売開始したと発表した。 RCBとは、廃タイヤを熱分解して製造するリサイクルカーボンブラックのことで、米国で販売中の一部のタイヤには、BSAMと提携関係にある、デルタ エナジー グループ社製のRCBが使用されている。同社のRCBは、新品のカーボンブラックと同等の性能を有しながら、新品対比でCO2排出量を約81%削減することができる。 BSAMは今後もRCBの使用を拡大し、2020年までに乗用車用の廃タイヤ約200万本分に相当する約6,800トンのRCBを使用する計画。これにより新品のカーボンブラックを使用した場合に比べて、約10,900トンのCO2排出量の削減につなげる。 |