2019年11月26日 |
アステラス、前立腺がん治療剤、中国で承認申請 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は26日、米国ファイザー社(本社:米国ニューヨーク州)と共同で開発・商業化を進めている経口アンドロゲン受容体伝達阻害剤であるXTANDI(一般名:エンザルタミド)について、前立腺がん(mCRPC)に対する治療薬として、11月18日に中国の国家薬品監督管理局(NMPA)から承認取得したと発表した。 承認は、米国、カナダ、欧州、豪州、ロシア、イスラエルおよび日本を含むアジア諸国でADTが無効となった化学療法施行歴のない転移性前立腺がん患者1,700名以上を対象にした第3相PREVAIL試験によって裏付けられた。 エンザルタミドは現在、日本、米国および欧州などで去勢抵抗性前立腺がんの治療薬として販売されている。また、日本、米国、欧州では、転移性ホルモン感受性前立腺がんに関する適応追加の承認を申請中だ。 |