2019年11月26日 |
ポリプラ、ブリスター特性に優れたLCPを新開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ポリプラスチックス |
ポリプラスチックス(本社:東京都港区、塩飽俊雄社長) は26日、ブリスター特性に優れた液晶ポリマー「ラペロス LCP 」を開発したと発表した。あわせてブリスターの発生を抑制する新技術も開発した。 LCP(液晶ポリマー) は、高流動性、高寸法精度、高耐熱性を兼ね備えたスーパーエンプラで、その特性から小型化、表面実装( SMT )化が進むスマートフォン等のコネクタ市場で需要が伸びている。近年は IOT の活用や5G 分野でも採用が進んでいる。 だが一方で、SMT方式ではんだ付けする場合に、260℃ 程度まで加熱された部品表面に微細な「ふくれ」つまりブリスターが発生する場合がある。 同社は今回、ブリスターを抑制する「ラペロス LCP 」を開発した。 従来の材料に比べて大幅なブリスター抑制効果が確認されており、生産性の向上が期待できる。 ・関連ファイル :ブリスター特性に優れた「ラペロス LCP 」の開発 https://www.polyplastics.com/jp/product/lines/lcp_blistering/index.html ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1574754360.pdf |