2019年11月27日
トクヤマ、CO2排出削減へ 利活用技術開発も
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:トクヤマ

トクヤマは27日、地球環境問題の解決に貢献するため、CO2の排出量を2030年度までに15%(2013年度比)削減する目標を定めるとともに、プロジェクトグループを立ち上げ、CO2回収・利活用技術の開発や再生可能エネルギーによる水素製造、バイオマス発電などを積極的に推進すると発表した。一部は山口大学とも共同実施する。

■CO2排出量削減量削減のための施策

(1) 新規技術開発
 ・ CO2の回収・利活用 :大学など社外の研究機関とも連携しがら、徳山製造所から発生するCO2の回収技術や回収したCO2を利活用する技術などを開発する。

(2) 再生可能エネルギーによる水素製造 :再エネ電力にも対応可能な水素製造設備の開発として、商用サイズ電解槽及びプロセスの開発と実証を行う。

(3) 再生可能エネルギーの導入
 ・バイオマス混焼 :火力発電設備でのバイオマス燃料の使用を増やし化石燃料を削減する。
 ・エネルギーミックス :2030年度における製造所のエネルギーミックス(電源構成)を検討する。
(4) 徳山製造所のエネルギー効率の最適化


ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1574833205.pdf