2019年11月27日

トクヤマ、「水素製造コスト低減モデル」構築へ

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：トクヤマ

トクヤマは27日、地球温暖化防止のための課題として、再生可能エネルギー電力(再エネ電力)による水素の製造を上げ「水素生成コストの低減モデル」を構築すると発表した。そのために大規模設備を開発し実証実験を行っていく方針だ。 山口県のイノベーション促進補助金事業（平成31年度）にも「化学工場からのCO2排出量削減と水素コスト低減モデルの構築」として採択された。 【取り組みの概要】 　再エネ電力の導入検討とともに、貯蔵可能なエネルギーである水素を製造することで、変動要素の強い再エネ電力のバッファリング機能を構築する。また、水素と同時に発生する酸素の有効活用策も検討する。 (1) 化学工場への再エネ電力調達調査と導入検討 (2) 変動再エネ電力のバッファリング化を図る大規模水電解設備の開発 (3) 水素、酸素利活用のためのガス精製設備の開発 (4) 水素コスト低減を目的とした酸素利活用モデルの構築 (5) 水素コスト低減を目的とした工場内他プラントとの廃エネルギーの融通 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1574833205.pdf